下ごしらえが重要!
よく聞くのはおでんで煮込んだ時「表面はドロドロなのに、中が粉っぽい」=味が染みないという事です。
意外と知られていないのが「ちくわぶの下ごしらえ」なのです。
ちくわぶを煮込み料理にする時に、是非お試し頂きたいのが「下茹で」です。
ちくわぶをカットしてから、熱湯で下茹でして下さい。
ちくわぶが「プクッ」と膨らんできたらOKです。
(柔らかい食感が好きな方はその後何分か茹でて下さい)
下茹でした後に、おでんや煮込み料理に使うと、ちくわぶに気泡が入り、格段に味がしみこみやすくなります。
ちくわぶだけじゃないのですが、煮込み料理は温度が下がる時に味がしみこみます。調味料で味を調えて、一度煮立ったら火を止めて一度冷ましてあげると美味しく味がしみこみます。おでんや煮物は朝煮込んでおけば、晩ご飯にはしみしみに。毛布でくるんだり、発泡スチロールの箱に入れて保温すれば、ガス代の節約にもなりますよ。
「切り方」
切り方でもバリエーションがつき、また味の染み方にも変化がでます。
輪切り
一番ちくわぶが映える切り方です。小さくスライスしたちくわぶは、お星様にもお花にも、手裏剣にも見えます。
チップスやスイーツ、ショートパスタ代わりの時に。
短冊切り
ちくわぶを縦にカットする事はみなさんあまりしないと思いますが、スティック状にする事で食べやすく、火の通りも良くなります。
スティックフライ、ソテー、炒め物に。
乱切り
コロコロにカットしたちくわぶはボリューム感があります。
煮物やから揚げに。
ナナメ切り
ちくわぶらしさを活かすカット方法です。
おでんや煮込み料理、お鍋に。
千切り
千切りと言っていいのかわかりませんが麺の様に縦にカットします。うどんとは違う食感が楽しいのですが、カットするのは割りと大変です。